FF11 モブリン(もぶりん/Moblin)

モンスターの一種。獣人類ゴブリン族に属する。

FF11 RMT獣人ゴブリンの亜種として拡張データディスク「プロマシアの呪縛」と共に登場した。

 

文化

一般に定住をしないゴブリンに対し、モブリンは地下都市「ムバルポロス」を形成し、そこで生活を送っている。そこから出ることはほとんどないが一部のモブリンは行商を営んでおり、ゲーム中ではモブリンのNPCが三国でムバルポロスの特産品を販売している。

 

ムバルポロスにはゴブリン族も生息しているが、この二種族は似通った姿をしているので見分けるのは困難である。ジョブによってはリュックの代わりに大型酸素タンクを背負っていたり、ゴブリンのものとは明らかに異なるマスクを被っていたりするものもあるが、逆にほぼ同じ姿をしたモブリンもいる。個体名で見分けるのが賢明であろう。

 

ムバルポロスには他に「バグベア」というモブリンが巨大化したような姿をしたモンスターがいるが、これは奴隷として使役するために人体改造が施されたモブリンの成れの果てである。その改造は腕や脚など肉体的な部分はもとより臓器や脳にまで及んでおり、モブリンの持つ技術力の一端がうかがえる。

 

一般に獣人は人間の言葉をある程度話せるが、モブリンはあまり人間の言葉が上手ではない。何とか意味の通じるレベルで話せればいいほうで、モブリンの言葉が混ざった言葉を話したり、全く話せなかったりとコミュニケーションがとりづらい。中には人間の言葉が話せるのに話せないふりをするしたたかなモブリンもいる。人間の言葉が話せないモブリンでも、こちらの言うことはちゃんと理解できるようだ。

 

FF11ギル ムバルポロスより遥か東方、エラジア大陸(アトルガンエリア)の蛮族「トロール傭兵団」の雇い主もまたモブリンであることが判明している。彼らはムバルポロスと袂を分かったモブリンで、トロール傭兵団の本領であるゼオルム火山やハルブーンにはごく少数ではあるもののモブリンが数匹徘徊している。当地には彼らが登場する内容のクエストもある。

 

また、彼らが地面の下を掘り進める目的は、光輝く鉄の巨人を探し、その力を入手することであり、その途中でプロマシアの石像を発見するに至ったようだ *1。プロマシア、アトルガンと意外に色々な事に係わっているようである。